こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
学生の方は、この前の三連休で夏休みに入ったという方も多いのではないでしょうか。
全国的に梅雨も明け、いよいよ夏も本番です。
この夏は、どんな日々を過ごしたいでしょうか。
いつからいつまでと決まった長いお休みは、学生にとっても特別な時間です。
学校があるいつもの日々とは違う時間を過ごすことができる期間です。
約一ヶ月半という期間をどんな風に過ごすか。
すでに学生時代を過ぎた方々は、それぞれに思い出すこと、思い浮かぶことがあるかもしれません。
はじまりがあって、終わりがある。
限られた期間をどんな風に過ごすのか、基本的には自身の裁量に委ねられているけれど、そこには宿題があったり、家族の用事やイベントがあったり、友だちとの約束事があったり、習い事があったり、すべてを自分にとって都合のいいように過ごせるとは限らない。
なんだかちょっと、人生を縮小したかのようです。
あれもこれも、やりたいことをいっぱいやって、楽しく満喫した日々を過ごすことも、放り出して忘れていた宿題に、最後の二日で焦って取りかかることも、開き直って宿題をやらずに休みを過ごし切ることも、特別思い出に残るようなこともなく、なんとなく休みを終えてしまうことも、どんな過ごし方をしても、その人だけの、その年だけの夏休みです。
学生の頃のような長い夏休みがなかったとしても、人生そのものがもっと長いスパンの夏休みのようなもの。
そう考えると、一日一日をどんな風に過ごしたいでしょうか。
過ぎてしまった時間は取り戻せず、まだ来ていない時間にはあらゆる可能性が潜在している。
一つだけ夏休みと違うのは、終わりがいつなのか分からない点でしょうか。
実際には、夏休みも人生の中の一期間でしかありません。
しかし、人生という長いスパンの時間を捉えることは難しくても、一ヶ月半ほどの夏休みや、夏という数ヶ月をどんな風に過ごしたいかと考えることは、それほど難しいことではありません。
そうした短いスパンの時間が積み重なって、自分という人生の形が作られていくのです。
この夏が、皆さまにとって良い体験の多い、良い時間となりますように。
あらあらかしこ
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