自分で決める自分のためのダラダラ時間

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



先週末には桜も満開を迎え、今年は華やかな新年度のはじまりとなりました。

学生の方は、今週から新年度がはじまったという方も多いのではないでしょうか。

今週が二週目という方も、まだまだたくさんの新しいことに直面していることと思います。

4月の間は、無理を重ねていないかしっかりと気にかけながら、新しい環境に適応すべく頑張っているご自身を、一日一日しっかりといたわるように意識してあげてください。



疲れていると、やらなければならないことがあっても、なんとなくテレビやSNSを見てしまったり、ゴロゴロして時間を過ごしてしまうことがあるかもしれません。

ごはんを作ったり、片づけたり、お風呂に入ったり等、早くにしてしまった方がいいと分かっているのに、ついずるずると時間を過ごしてしまうい、もういい加減先延ばしできない時間になって仕方なく動き始める。

そんな経験をしたことがあるという人も少なくないと思います。

かくいう、私自身よくやってしまうことでもあります。



こんなふうに「ついずるずると」過ごしてしまう時間は、精神的に必要な時間ではあっても、なんだかもったいない時間の使い方をしてしまったように感じてしまうことがあります。

「目的もなく自分のためだけに過ごす時間」というのも必要で大切なものですが、もしこうした時間の過ごし方をすることで自己嫌悪を感じてしまうようなことが続いている時は、「決める」ことで区切りをつけて、「ずるずるダラダラ時間」を「精神的エネルギーチャージ時間」に変えてしまいましょう。



つまり、「この時間はダラダラ過ごそう!」とあえて決めてしまうのです。

「この時間」は、30分や1時間といった具体的な時間でもいいですし、タイムリミットぎりぎりまででも、やる気が起きるまででも、ご自身の都合にあわせて問題ありません。

「ついずるずると」過ごさないで、この時間は自分のエネルギーチャージのために好きに過ごすと決めてダラダラするのです。

そうすると、「やらなきゃなぁ」と「でも、めんどくさいなぁ」という、義務と願望を行ったり来たりして自分を責めるような無駄な精神的エネルギーの消費を伴わずに、自分のための休息と充電のための時間にすることができるのです。

同じ時間を同じような行動で過ごしても、自分の決定が介在することで、時間の無駄遣いではなく、自分で決めた自分のための時間になるのです。



大変な時ほど、自分を休ませる時間というのはとても大切な回復の時間です。

「ずるずると」過ごす自分に自己嫌悪を感じてしまうくらいなら、「ダラダラしよう!」と決めて、ご自身のためだけの時間をしっかりと過ごしてあげてください。



かしこ

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