しづ心のどけき春のために

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



2月も下旬に入り、真冬の寒さと春の兆しのようなあたたかい日が、交互にあらわれるようになってきました。

大きな寒暖差に体調管理も難しくなりますが、大雪に見舞われた地域では、気温差によって雪崩等の危険もあります。

季節の変わり目、どうぞ皆さま安全第一、健康第一で、お気をつけてお過ごしください。



気温が下がり寒くなると、春はまだ遠いように感じられますが、あたたかい日が増え、春一番になりそうな強い南風が吹いたり、各地で花粉の飛散がはじまる等、季節はしっかりと春へと向かっています。

実感としては冬のままでも、身体はしっかりと季節の変わり目にあることをキャッチして、寒さからあたたかさへ適応の仕方を変えようと、心身が繊細な調整をしているところです。

安定しない気温差、日照時間が増え、紫外線が強くなり、強い風が吹くことが増え、その風に乗って花粉やPM2.5等が飛ぶ…。

並べてみると、冬から春への季節の変わり目にあたって、身体はけっこうな刺激やストレスを受けていると、ハッとされるかもしれません。



身体が負担を感じているということは、心も連動して影響を受けています。

元気であること、体力が充実していることは、心にも余裕をもたらすからです。

季節の変わり目に身体が対処している適応の負荷によって、特別疲れることをしたわけではないのに、だるい、やる気がでない、疲労感がとれない、眠いといった不調につながっているかもしれません。

そうした不調は、そのまま我慢していると、イライラしやすくなったり、落ちこみやすくなる等、心の不調にもつながります。



この時期に、普段なら問題なくできるからと無理をしてしまうと、本格的に心身の調子を崩してしまう可能性もあります。

普段と同じようにできない、いつも通りに過ごすだけで精一杯と感じられたら、可能な限り日常のハードルを下げて過ごすように、意識してあげてください。

「いつもと同じ」でも「詰め込みすぎ」になるのがこの時期です。

必要最低限のことさえできればOK、その「必要最低限」の範囲もいつもよりずっと狭くして、自分を休ませることができた分だけ自分をほめるくらいのスタンスで、ゆったりとした心持ちで過ごせる状態を意識してあげてください。



そして、自分だけでなく、周りの人もみんな、同じように季節の変わり目の影響を知らずしらず受けています。

冬と春の間の今だけでも、みんなしてポンコツで過ごしちゃえくらいの心構えで、「まぁいっか」を合言葉にゆるく過ごす意識を心に置いてみてください。

今のうちを無理のないように過ごすことで、多忙な年度変わりの頃に備えることができます。



ご自身の微細な身体の声、心の声を丁寧に拾い上げて、変化の大きいこの時期を無理なく過ごしていきたいですね。



あらあらかしこ

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