こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
今日から4月、新年度のはじまりですね。
まさに今日から新生活がはじまったという方も多いのではないでしょうか。
新しい環境、新しい人間関係、新しい生活ルーティン。
新しく知らなければならないこと、新しく覚えなければならないこと、これから慣れていかなければならないたくさんのこと。
大きな変化から小さな変化まで、数多くの「新しい」を、楽しんでいくことのできる人もいれば、その一つ一つが緊張やストレスの元になるという方もいらっしゃると思います。
自分で望んで起こした変化か、環境や状況が変わったために変わらざるを得なかったかによっても、直面している「新しいこと」たちに対する感情は違うでしょう。
人は、ただ「居る」だけでも、自分だけで居るわけではありません。
居場所を与えられるから「居る」ことができます。
やりたいと思うことができるのは、そうすることを求めてくれる人や許してくれる環境があるからです。
居たいところに居られるのは稀有なことです。
やりたいことをやれるのは稀有なことです。
居たいと思う場所に居られるのも、やりたいと思うことができるのも、自分一人の思いで成り立っているわけではないからです。
新しい変化を前にして、今、どんな感情でゆれていたとしても、「居たい」と「居てほしい」が重なるところ、「やりたい」と「お願いしたい」が重なるところへ歩んでゆけることを、心から願っています。
私自身カウンセラーとして、自分の一人の視点からでは死角になってしまうところに光を当てて、クライアントの方だけでは見えなかった道すじを見つけられるように、ますます精進していきたいと思います。
かしこ
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