こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
ロシアのウクライナ侵攻が続き、連日ウクライナの悲惨な状況が報道されています。
ウクライナの人たちが、大人も子どもも砲撃のさなかを避難する映像が流れた後に、ロシアの安全な場所で背広を着てお茶のポットを前に人を殺す指示を出しているプーチンの映像が流れた時には、悔しさで泣けてきました。
ウクライナで亡くなっている人の中にはロシア人もたくさんいて、ウクライナ侵攻のために課された国際社会からの制裁で苦しい思いをしているのもロシアの人々です。
ウクライナの人もロシアの人も命や生活が脅かされ苦しんでいるのに、この事態を引き起こした張本人は、安全なところでお茶を飲んでいられるこの上ない理不尽には憤りを禁じ得ません。
プーチンと、そして止められる立場にあったすべての人にやったことがかえるように、心から祈っています。
辛いニュースが続くと、子どもも大人も精神的に参ってしまうことがあります。
そういう時は、できる範囲でかまいませんので、下記のことを意識して過ごしてみてください。
・気持ちがしんどくなる情報から距離を置く
→いっさい情報を見ないのも逆に気になってしまうという時は、10分だけ等、時間を決めて情報を取り入れるようにしましょう。
・「いつものこと」「自分の日常」に集中する
→「生活」はまさに生きることそのものです。生きるためのことに集中することで、不安に浮足立った心を文字通り地に足をつけられるようになります。
・しっかりと睡眠をとる
→精神の安定に十分な睡眠は欠かせません。できる限り睡眠の時間を取り、よく眠れるように寝具等を工夫してみましょう。寝る前のホットミルクもおすすめです。
・無心でできる趣味や、心を揺さぶられない映画や動画、漫画等、心の負担にならない気分転換を取り入れる
→うつっぽくなると、好きだったことも手につかなくなることがあります。そういう時は無理をせず、何もせずぼーっとする時間を過ごすことも大切です。なるべく心に負担がかからない過ごし方を心がけましょう。
・誰かに話を聞いてもらう
→大きな感情や長く続く不安は、一人で抱え続けるのも限界があります。身近な人や専門家等、なるべくしっかりと傾聴してくれる人に気持ちや思っていることを話して、心のガス抜きをしてあげてください。
もし、自分を守るために距離を置くことで罪悪感をかんじてしまうような時は、自分にできる範囲で、被害に遭われた方たちを支援したり、平和のために声をあげるといった行動を取ることも、気持ちを落ち着かせる助けになることがあります。
もちろん、こうした行動は気持ちが落ち着いてから行うこともできますので、まずは無理をしないように心がけましょう。
共感力の高い人ほど、他人事ではなく、自分事のように重ねて見てしまうために精神的に参ってしまうかもしれません。
しかし、他者に起きたことを自分事のように受け止められるその共感力と想像力が、平和の礎となるように思います。
各国市民の平和を願う想いが叶いますように。
かしこ
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