贈り物というコミュニケーション

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



今週末はいよいよクリスマスですね。

クリスマスには、誰かに贈り物をするという方も多いのではないでしょうか。

私も毎年家族や友人にちょっとしたプレゼントを用意しています。

クリスマスや誕生日、どこかに行ったおみやげ等、誰かに贈り物をする/される機会は、意外と少なくないものです。



相手のことを考え、欲しいものや好きなもの、興味のあるものを聞いたりして、相手に喜んでもらえるであろうものを選んで、贈る。

時に悩ましいこともある慣習ですが、贈る相手のことを想う気持ちが感じられると、もらう側もやはりうれしく感じるものではないでしょうか。



贈り物という形ではなくても、人と他者との関係ではさまざまな「あげる」「もらう」のやりとりが行われています。

自分にできることをしてあげて、相手のできることをしてもらって、誰かのできることに助けられて、自分のできることで誰かを助けて、それぞれの生活、それぞれの人生が成り立っていく。

人から受けたものにお返しをしたい、しなければと感じる「返報性の原理」も、社会的動物として人間に備わった心理なのかもしれません。



少なくとも、贈り物の授受はコミュニケーションの一環と言えるでしょう。

贈り物にこめられる想いはさまざまあるとは思いますが、物を通じて相手に気持ちを伝えようとする行為です。

こめた想いが好意的なものであればあるほど、相手に喜びとともに受け取ってもらえると、贈った方もとてもうれしいものです。



クリスマスに人々の間で行き交う物と想いが、あたたかい時間と関係をつなぐものでありますように。



かしこ

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