こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
今日は七夕ですね。
小さなお子さんがいらっしゃる方は、ご家庭でも願いごとを書いた短冊を飾られたかもしれません。
当支援室でも、この時期には七夕にあやかって願いごとをするワークショップを行ったことがあります。
大人になると、目標や抱負を考えることはあっても、願いごとをすることはあまりないのではないでしょうか。
小さなことなら自分で叶えられるようになり、願をかけるのは自分の力だけでは及ばないかもしれないことになった、ということもあるかもしれません。
子どもの頃のように、いざ願いごとを考えるとなると、今はどんなことが思い浮かぶでしょうか。
叶うか叶わないか、叶えられるか叶えられないかを度外視して、叶ったらうれしいと思う願いごとを考える。
大人になると、そんな機会自体なかなかないかもしれません。
大人になった今の自分がすぐに思い浮かぶ現実的な願いや目標の奥にも、突きつめていくと現実の制約にとらわれない、叶ったらうれしい願いごとがあるものです。
頭で考えると、あれはダメ、それは無理と、知らずしらず自分で自分に制限をかけてしまって、縛りにとらわれないところにある想いに至るのが難しくなってしまっていることが少なくありません。
以前ご紹介したディズニー・ストラテジーでも、あらゆる制限を度外視して、子どものように、突拍子もなく途方もない夢や願いを思いきりふくらませる段階が最初に設けられています。
小さな苗木は剪定したら苗木ごとだめになってしまうかもしれませんが、大きく広く枝を伸ばした苗木は、現実という剪定にあっても成長することができるでしょう。
大人になると、先に現実的な制限で選択肢を狭めてしまいがちですが、行動の起点、動機となる願いは、本来縛られずに大きく広くのびのびと描かれた方が、実現の目は増えるのです。
今年も早折り返しを過ぎました。
七夕にあやかって、現実に縛られない「叶ったらうれしい願いごと」が何か、考えてみてもいいかもしれません。
そこを起点とした目標は、残りの半年だけでなく、もっと先の時間まで指針となるかもしれません。
かしこ
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