無意識の優先順位

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



東京は、ようやく日中は春らしい気温になってきました。

それと同時に、スギ花粉の飛散もピークに入ったようです。

年度末にも入り、変化の大きいタイミングです。

ご自身の心身の調子を注意深く観察して、ご無理のないようにお過ごしください。



年度の変わり目は、大小さまざまな変化であふれています。

ご自身の生活が大きく変わる方もいれば、自分には大きな変化はなくても、身近な人や環境に変化があり、その影響で細かな変化があるという方もいらっしゃるかもしれません。

自分が身を置く環境に変化があるということは、自分にも何かしらの影響があるということです。

波のように、心の調子も身体の調子も揺れやすい時期です。



何があったというわけではないんだけど、なんだかイライラしたり、鬱々としたり、余裕がなくなっている。

そういう時には、自分の中の無意識の優先順位が外に表れやすくなります。

意識で、「これは大事」と押さえられている範囲の外のことが、余裕がなくなるとおざなりになっていきます。

時間的、体力的、精神的に、十分な余裕がなくなった時に後回しにしてしまっている人、物、事象。

無意識に後回しにしてしまっていると、気づかないこともありますが、忙しさが落ち着いたタイミングで、本当はやりたい、やらなきゃと思ったのにできなかったことを、ふり返ってみてください。



意識で押さえている大事なことは、多くの場合、社会的に外せないこと、後回しにすると不都合や面倒が生じること、評判に関わることといった、外側の都合にとって「大事なこと」が優先されやすいのではないでしょうか。

無意識で後回しにしていることには、自分のためのことや、自分のプライベートに関わる人や物事等、自分にとって「大事なこと」がそうなりやすいかもしれません。

日本では、多くの場合、公私の「私」より「公」を優先して然るべきという風潮が、随所で根強いからです。

余裕がなくなった時に、何を選び、何を選ばなかったのか。

自分の中の無意識の優先順位、取捨選択が表れています。



キャパシティを超える時に、何かを取り、何かを後回しにするのは仕方のないこと。

それでも、優先順位を無意識に任せ続けることで、本当は大切にしたかったはずのものを後回しにし続けてしまっていたら、いずれ相応の結果と向き合うことになります。

大切に「想う」ことと、大切に「する」ことは、イコールではないのです。

どれだけ大切に想っていても、行動でないがしろにし続けていたら、その想いは伝わりません。

本当に大切に想っていたら、後回しにし、ないがしろにする行動をし続けるはずはない、そう思われても仕方ありません。

余裕がない時に、無意識に自分が何を優先し、何を後回しにしたのか、後回しにした人や物事の中に、大切に想うものが含まれていなかったか、折々にふり返ることで、自分の意識の領域の優先順位に、自分にとって大事なことを組み込むことができるようになります。



自分にとって大切な人、物、事、想う気持ちに沿った行動がともなっているか。

余裕のない時ほど、立ち止まってふり返って、置き去りにしてしまわないように、気をつけていきたいですね。



あらあらかしこ

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