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こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
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コロナ禍になってから、「ご自愛ください」という言葉を使うことが増えたように思います。
感染症という、健康に直結する驚異が身近になったので当然のことかもしれません。
「お大事に」とか「御身大切に」といった言葉も同じような意味で使われます。
こうした言葉は口語よりも文語での方がよく使われますが、「自分自身を大切にする」ことを促す言い回しが、文を締める挨拶の言葉としてよく用いられるくらいには、自分自身のことはつい後回しにしてしまうものなのかもしれません。
たとえば、最近ちゃんと「自愛」できていたかどうか、ちょっとふり返ってみましょう。
人によってはまったくないがしろにし続けていたことに気づかれるかもしれません。
コロナ禍で、いろいろと気をつけて「自愛」に相当することをしていたという方もいらっしゃるかもしれません。
中には、常日頃から自分自身を大切にしているという方もいるでしょう。
もちろん何をもって「自愛」とするかで人によって判断は分かれるかもしれません。
健康に気をつけ、体調を管理することも「自愛」の一環ではありますが、身体のことをいたわるばかりが「自愛」ではありません。
心も健康でいられるように、自分自身の声によく耳を傾け、望みが叶うように行動することも「自愛」には必要なことです。
自分を喜ばせること。
自分を心地よくすること。
不調に対処し、メンテナンスすること。
いたわり、手間暇をかけること。
身体の調子を整え、よい状態になるように手をかけること。
心の調子を整え、よい状態になるように手をかけること。
こうした「自愛」のための行動が、日常生活の中で気がつくとずいぶん後回しになってしまうこともあります。
後回しにしていたことに気づいていなくても、心の奥の自分自身は、他のことを優先して自分自身を後回しにしてきたことをよく知っていて、後回しが重なる度に少しずつ怒りを蓄積していたりします。
後回しにされていい気分にならないのは、他者も自分も一緒なのです。
誰かに「ご自愛ください」と伝える時、自分自身も十分に「自愛」できているかどうか、ふり返ってあげてください。
そして、もし「後でね、後でね」と自分のことを後回しにしていたことに気づかれたら、短くても自分を優先する「スーパーご自愛タイム」を作ってあげてください。
自分の望み、自分の不調に気づき、よい状態になるように手をかける。
どうぞご自愛くださいませ。
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