そらいろメルマガバックナンバー ’20 Jun vol.1

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こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



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今、突然目の前に「ドラゴンボール」の神龍があらわれ、「どんな願いもひとつだけかなえてやろう」と言われたとしたら、あなたは「これ!」という願いがぱっと思い浮かぶでしょうか?

すぐに願いごとを思いついたとしても、一つだけと言われると、それをすぐに口にしないで、いったん本当にその願いでいいのか考える人も多いかもしれません。

目の前にあらわれたのが「アラジン」のジーニーだったら、願いごとを三つまで叶えてくれるので、神龍よりもいくらか願いやすいかもしれないですね。



何か不都合なことが起きると「こうだったらいい」と思ったり、ちょっとした不満に「こうならないかなぁ」と漠然と思うことはあっても、普段の生活の中で、自分の望みや願いを強く意識することは実際にはそれほど多くないのではないでしょうか。

誰かに「あなたの願いを一つ叶えてあげましょう」と言われた前提で、あらためて自分の望みを掘り起こしてみると、もしかしたら自分の中に大小さまざま多種多様な願いがあることに驚かれる方もいるかもしれません。



数年前、七夕の時期のセミナーで「願い」に焦点を当てたワークを行ったことがあります。

参加された方の中には、覚えている方もいらっしゃるかもしれません。

まずは、思いつく限りの「願い」「望み」を書き出してもらい、関連のある願い同士をグループ分けしたりしながら、マインドマップの願いごとバージョンのようなものを作ってもらいました。

その後、笹の絵を描いた画用紙に、特に叶えたい願いごとを書いた短冊を数枚貼ってもらい、お好みでシール等で飾りつけもして、自分だけの「七夕の笹」を作ってもらいました。



日頃よく思っている望みや願いごとはするすると書き出せるのですが、それが叶った先に願うことを考えたり、願い同士のグループ分け等を考えたりすると、自分が普段漠然と思っていた望みや願いがどこへ向かうものだったのか、根っこにあるものが何だったのかということが見えてくるようです。

日々の行動の中に漠然とあわられていた望みや願いの片鱗が、ワークを通して輪郭が明確になり可視化されることで、より明確に方向づけて動くことができるようになります。

今では、その時短冊に書いた願いを叶えた方もいらっしゃいます。



残念ながら、おそらく実際には神龍やジーニーがあらわれることはなく、たとえあらわれたとしても、神龍もジーニーもどんな願いでも叶えらえるというわけではありません。

それでも、そうした架空のキャラクターが時代を超えてさまざまな物語に登場するくらいには、「願いを叶えてくれる魔法の力」は多くの人にとってとても魅力的なようです。

それは、自分の力だけでは実現が容易ではないと感じられる願いを、誰しも一つは持っているからかもしれません。



神龍やジーニーのように「どんな願いも」というわけにはいかなくても、人生の折々にはある望みや願いを実現できるチャンスは不意に訪れるものです。

ただ、もしそのタイミングで自分の望みや願いを自覚していなければ、それをチャンスと気づかずに過ごしてしまうことも少なくないのではないでしょうか。

漫然と日常を重ねていくだけでも時間は過ぎていきますが、たまに自分の望みや願いを思いつくまま書き出してみるだけでも、一年後、数年後の自分の姿は変わってくるのかもしれません。

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