そらいろメルマガバックナンバー ’20 Feb vol.1

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こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



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今年は年明け早々から、中東情勢が緊迫し、中国発の新型コロナウイルスが世界に広がり、Brexitでヨーロッパが大きな転換点を迎える等、心を騒がせる出来事が続いています。

身近に影響を感じられるものから、遠くの出来事のように感じられるものもあるかと思いますが、たとえ直接的に影響はなくとも、世界的な大きな動きは巡りめぐって各国の市民の生活にも影響を及ぼすものです。

新型コロナウイルスはすぐ近くに感じられる脅威かもしれませんし、米イラン情勢が悪化したことによって日本のガソリン代は上がったまま今のところ下がる気配はありません。

そういう意味でも、広く多角的な視野を持つリーダーを選ぶことは、自国のためだけではなく、世界にとっても、そして何より一市民たる自分のささやかでも平和な日常を守るためにも、非常に重要なことと言えるのではないでしょうか。



「世界は感情で回ってる。そのおこぼれにあずかるのがビジネスさ」



柳原望著の「まるいち的風景(4)」という漫画の中のセリフです。

世の中というのは理性とか、論理とか、合理性とか、そういったもので動いていると思っている人にとっては、とても意外に感じられるセリフかもしれません。

しかし、「世の中」という大きな流れ、「世界」という大きなくくりは、一人ひとりの個人が集まって成り立っています。

そして、人というのは、自分自身も含めて、自覚している以上に感情にふり回されているというのが実情ではないでしょうか。

自分自身をふり返る機会が多い人ほど、実際のところ自分で思っていたよりも全然、自分が理性や論理に従って動いてはいないということに気づかれるのではないかと思います。



「世界は感情で回ってる」

米大統領のトランプ氏がイランの革命防衛隊司令官に対してした、「やられる前にやる」という決断と行動も、大元を掘り下げていくと感情に行きつきます。

新型コロナウイルス対策でマスクやアルコール消毒製品の買い占めが起こっているのも、不安や恐怖に突き動かされた結果です。

「世界は感情で回っている」ことのもっと身近な例は、「まるいち的風景(4)」を一読されるとよく分かるかと思います。



とはいえ、感情それ自体が悪いものかというと、そういうわけではありません。

感情は、行動の動機であり大切なエネルギー源でもあります。

しかし、感情にふり回されると、自分でも気づかないうちに、その感情を満たしたりおさめるための行動や判断を優先してしまい、結果として悪い状況を招いてしまうことも少なくないのです。



自分の行動や判断の根本にどんな感情が隠れているのか。

それに気づけるようになると、自分が、他者が、世界が、感情によってどんな風に動き得るのかにも気づくことができるようになります。

この世界を構成するすべての人のさまざまな感情の動きによって、世情は目まぐるしく変化していきます。

一人でも多くの人が、自分の感情のためだけでない行動をするようになったら、世界はどんな風に変わるのでしょうか。

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