そらいろメルマガバックナンバー ’19 Mar vol.1

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



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漢方の世界では、春はイライラやうつうつとした気分になりやすい時季だそうです。 

わたしが漢方をきちんと学んだわけではなく、ツイッターでフォローしている漢方の先生がしていたお話なので、大変恐縮ですがここで理由をご説明することはできません(笑)

しかし、漢方の視点からでなくても、冬から春へ、季節の移り変わりに合わせて、ご自身の心身の調子が変わっていくのを直感的に感じられている方も多いのではないでしょうか。

花粉症をお持ちの方であれば、否応なく季節の変化に合わせた身体の変化を実感させられているかもしれません。



人間も自然の一部、地球に生きる動物の一種ですので、意識していようといまいと、自然の変化、季節の移り変わりによって大きく影響を受けています。

冬から春は、生き物の世界では、停滞から動き出す季節と言えます。

人間は冬眠こそしませんが、寒さに縮こまり雪に降りこめられて動きを制限されていた冬から、少しずつ暖かくなり花が咲きはじめるのに合わせて身体も心も緩んできます。

縮こまっていた時よりも、身体も心も動きやすくなってくるのです。



それがポジティブな方に出ると、春になるにつれて楽しくうきうきして過ごすことが増えるようになるでしょう。

一方で、ネガティブな方に出ると、そわそわと落ち着かない心地になったり、ちょっとしたことで癇に障ってイライラむかむかしやすくなるようです。

人だけでなく、あらゆるものがエネルギーを増し動き出すようになるので、冬と変わらずに過ごしていても刺激が増える時季でもあります。



静から動へ、大きく自然の流れが変わる時には、なるべく心がゆったりとした状態で過ごせるようにしてあげることが肝要です。

外界からの刺激も増える上に、心身の感受性も冬に比べてアップしているため、さまざまなことに繊細に動かされやすいのです。

鷹揚に、大らかに、ゆったりとした心の状態を意識すると、変化の多い春もぐっと過ごしやすくなります。



居心地のいい場所や人

おいしいもの

好きな音楽

心地のいい音

春の日差し

目にうれしいもの



心に余裕を作ってくれる、心地のいい時間を意識して確保して、心がざわついたときには「まぁいいか」と言ってみましょう。

もちろん心で思うだけでもいいですが、実際に「まぁいいか」と口に出してみてください。

耳で音を聞くことで、言葉はより効果を発揮します。



そわそわ イライラ むかむか… 春特有の落ち着かなさを感じた時には、「まぁいいか」で深呼吸してみましょう。

吐き出す時に自分の中のネガティブなものもいっしょに吐き出して、春を楽しめる心の余裕を確保してあげてください。

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