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春夏になると、体型が気になりダイエットをスタートした方もいらっしゃるかもしれません。 ダイエットや運動、勉強等、これまで一日のルーティンになかった習慣を取り入れる時、よく問題になるのが「三日坊主」になり続かないという点です。 最初の意気込みはよかったけれど、習慣になるまで続けることができずに立ち消えになってしまう、ということも少なくないのではないでしょうか。 続けることで身になっていくものは、とにかくどんな形でも続けることが肝要です。 ダイエットであれ運動であれ勉強であれ、とにかく生活サイクルの一部として組み込んでしまうと、続けることの負担がぐっと軽くなります。 「根気がないから」「自分に甘いから」続けられないと感じる方は、ちょっとしたポイントを押さえてみてください。 ①小さな目標からはじめてみる 何かをはじめようと気持ちが高まっている時というのは、やる気の高まりに押されてつい大きな目標を立ててしまいがちです。 これまでの生活習慣になかったことをはじめるのに、いきなり一時間のランニングをしたり、甘いものをすべてやめたり、参考書を二章ずつ進めようと決めてしまうと、最初の数日は勢いでできたとしても、意気込みが弱まってきた頃からそれをすることが非常に億劫で負担に感じてきてしまいます。 感情は、生起した時が一番強くて、徐々に薄れていくものです。 スタートの時のやる気はそう長くは続きません。 やる気がなくても取り入れやすいくらいの小さな目標からはじめてみてください。 面倒くさいけど、せっかくはじめたし、これくらいならやっておくか、と思えるくらいの目標がちょうどいいようです。 ②「毎日やらなきゃ」ではなく、「今日もやった」を積み重ねる 新しい習慣を取り入れる時、最初は「毎日やろう!」と決心しますが、徐々に「毎日やらなきゃ…」という義務に変わってしまいます。 「〜しなきゃ」という義務は、気持ちへの負担を大きく感じやすいものです。 「毎日」というと、延々と終わりがないように感じられて大変なことのように思えるかもしれませんが、実際にその日にやるのは①で立てた小さな目標分の行動です。 「毎日続けるか続けないか」を選ぶのではなく、「今日やるかやらないか」を選ぶのです。 一日一日、「やらない」を積み重ねれば三日坊主ですが、「やる」を積み重ねていくうちに習慣が身についていきます。 「やる」を途切れることなく積み重ねて一定期間続けることができたら、自分にご褒美を設定しておくのも効果的です。 ③かっちりと決めすぎない たとえ小さめに設定した目標であっても、その日その時の自分の状態や状況によって負担に感じる度合いは変わってきます。 らくらくとこなせる時もあれば、しんどく感じる時もあるでしょう。 決めたことだからやらなきゃという義務になると、気持ちの負担が大きくなるのは先ほど述べたとおりです。 目標は基本の基準ラインとして掲げておきつつ、臨機応変に変えてもいいという余裕を持っておくと、続けることの負担を軽くすることができます。 習慣として身につくまでは、「やる」ことを選ぶ一日を積み重ねることが肝要です。 無理なく一日の生活サイクルに取り入れられることを最優先にして、組み立ててみてください。 ダイエットも運動も勉強も、はじめたらすぐに効果が見えてくる、というものではありません。 しかし、続けていればどこかのタイミングで確実に効果が出てくるものでもあります。 そのタイミングにいたるまで、目に見える効果というご褒美がなくても続けるためには工夫がいります。 最初のやる気だけでそのタイミングまで続けられるというのは、その行動自体が楽しくてやりたいと感じているか、初志貫徹の強い意志を持つ人かのどちらかでしょう。 なかなか新しい習慣を身につけることができないという方は、上記のポイントを心に留めてスタートしてみてください。
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