荒唐無稽に思える願いがはじまり

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。

成人の日の三連休も過ぎ、2023年もいよいよ通常運行のはじまりですね。



年始といえば、さまざまなところで一年の抱負や目標が取り上げられます。

皆さまは今年の抱負や目標を立てられたでしょうか。

一年の抱負や目標というと、「一年」という区切りを念頭に置くこともあって、知らずしらず現実的に達成できそうな範囲で考えてしまう傾向があるように感じます。



もちろん、ある期間に達成する可能性の高い、現実的な目標を立てることもとても大切なことです。

現実的な目線の範囲ということは、達成するために必要な、具体的な行動につながりやすいからです。

一方で、発想が現実的に達成できそうな範囲を超えにくいというデメリットもあります。



実現できるかどうかという現実的な判断を度外視したところで願う自分の望みを知っているかいないか。

今の自分にはとうてい叶えられるとは思えない、荒唐無稽にも感じられる願いが視界に入っているかどうかで、現実的な目線で思いつく今年の抱負や目標の形や射程にも影響を及ぼすのです。



現実にどこまで手が届くか。

少なくとも、意識的にしろ無意識的にしろ、自分の意識の中に設置した/された限界を知り、その先を思わなければ、そこを超えることはないでしょう。

特別限界の先に手を伸ばさなくても、十分大変で、充実して、しあわせなこともあります。

でも、もし同じような一年がめぐり続けているように感じて何かを変えたいような気がした時は、現実的な条件を度外視して、自分の中にある荒唐無稽な願いたちに目を向けてみてはいかがでしょうか。

限界は自分で思うほど絶対ではなく、試しに手を伸ばしてみたら、荒唐無稽が実現するかもしれない道を見つけてしまうかもしれません。



どうぞ新しい一年に、より広く心の世界を拓いていくことができますように。



かしこ

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