心にも「かかりつけ」を

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



クリスマスを前に、悲しいニュースが続いています。

人が亡くなるニュースは、事件性の有無にかかわらずショックを受けるものです。

思いがけない報せに触れて心が不安定になってつらいという方は、ぜひ相談サービスをご活用ください。

テレビでも紹介されていましたが、行政が提供する無料のサービスもあります。

以前このブログでもご紹介しましたので、以下リンクからご参照ください。
身体の不調でもそうですが、調子がよい時には必要を感じなくても、不調になった時にしんどい状態で専門家を探すのは実際負担が大きいものです。

身体の不調でも心の不調でも、探す元気のある小さな不調のうちに、自分に合った相談先を見つけておくことは、不意に不調に陥った時のセーフティネットになります。



心がしんどい時はまさに「わらにもすがる」状態になってしまうので、医師やカウンセラー、施設やサービスが合うかどうかを十分に吟味して判断することが難しくなってしまいます。

「いざという時はここに」という場所があれば、気持ちがつらい状態で相談する場所を探す過程が必要なくなり、すぐに回復に専念することができます。

身体の不調を相談するかかりつけのお医者さんやかかりつけの病院を持っておくのと同じように、かかりつけの相談先を見つけておくと安心です。



カウンセリング等の相談サービスは、具合の悪い人や問題のある人がかかるものだと感じられるかもしれませんが、実際には日々波のある心の状態をメンテナンスするために使っていただくのが最も効果があるといえるかもしれません。

日常のちょっとしたイライラや不安も、不意に訪れる衝撃的な出来事も、普段から心のメンテナンスを続けていると、調子を崩しかけている状態で気づいて立て直したり、心の調子を大きく崩さずに乗り越えることができたり、かかりつけのカウンセラーからさらに必要なサポートに結びつくこともあります。



古今東西、厄であったり、バイオリズムであったり、星の巡りであったり、さまざまな言い方で、人生にはよい時もあればそうでない時もあるということが知られています。

心に、人生に、波風が立つ時に頼れるかかりつけの専門家を、波が比較的おだやかな間にぜひ見つけてみてください。



かしこ

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