叶うなら、未来の自分に誇れる今を

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



全国各地で大雨被害が続いています。

被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

どうぞ皆さま安全第一で、お気をつけてお過ごしください。



9月も終わりにさしかかり、厳しい残暑もようやく落ち着いてきたようです。

今年も残すところあと三ヶ月と少し。

一年の過ぎゆく早さには、毎年驚くばかりです。



インスタグラムのこころTipsのアカウントに、先月こんな投稿をアップしました。

  昔「これでいい」と自分で選んでそうしたこと

  昔これが最善だと思ってそうしたこと

  もしたくさんの時間を経て「どうしてああしてしまったんだろう」「どうしてあの時あれを選んでしまったんだろう」と

  過去の選択を今になって後悔しているとしたら

  あの時の自分から変わるタイミングが来たということ

  過去の自分にはあれが最善だったけれど

  時間を経て、経験を積み重ねた今の自分はあの時とは違う新しい選択ができるところまで変化してきたということ

  「今できる最善」がより良いものになったご自身の歩みを誇ってあげてください
どうしたって、人生に後悔はつきものです。

どんなにこれが良いと信じて選んだとしても、できる限り多くの条件を比較検討して慎重に選んだとしても、人は全知全能ではなく、たとえ自分に関することであってもさまざまな要因が影響しあっていて、人生が自分で思った通りに順風満帆に進み続けるということはほぼありません。

今「良い」と思える選択肢は、あの時から成長した今の自分だからあり得たと気づくことができ、選択肢として思い当たることができたものでしかありません。

過去のどの時点の自分も、その時の自分で把握できる中でより良いと思えたものを選んできたはずなのです。



そもそも成長を志すのであれば、これまでの自分に不満足を感じることを避けて通ることはできません。

今の自分で満足してしまったら、それ以上の成長を望むことはないでしょう。

こう在りたいと思う自分と、そこからまだ離れている今の自分。

その落差から一時的に目をそらしたり、今の自分自身に倦み、諦めたとしても、今より成長した自分になりたいと望むのならば、どこかで真摯に自分と向き合い、進むしかありません。



同じような日々を重ねていると、今あたりまえにあるものが、ずっと同じようにあるわけではないということを時につい失念したまま過ごしてしまいます。

一年後、三年後、五年後、十年後、どこかの未来の自分が今の自分をふり返った時、どんな感情を覚えるでしょう。

今年もあっという間に一年の四分の三が過ぎ去り、「今」には無限ではなくても常にさまざまな可能性が潜在しています。

未来の自分が今の自分に「よくやってくれた」と感謝したくなるような選択、生き方ができるでしょうか。



今の選択の積み重ねが導く未来にいる自分。

今より良い自分へとつながる選択を重ねていけるように、自分の心としっかり向き合いながら、一日一日を大切に過ごしていきたいですね。



かしこ

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