十年という節目の日に

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



東日本大震災から今日でちょうど十年がたちました。

東日本大震災によって亡くなられた方々に深い哀悼の意を表すとともに、ご遺族の方々、また被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。



十年という節目は、それぞれにさまざまな想いがわいてくる日ではないでしょうか。

政府がアンダーコントロールとしている原発は安全を取り戻してはおらず、まだ震災を「終わったこと」にはできない人たちがたくさんいます。

先月も東日本大震災の余震とされる大きめの地震が発生しました。

地震大国の日本では、大きな地震や津波で被害を受けた原発を無害化し、安全を取り戻す方法が確立されなければ、本当の復興にたどり着くことはできないのでしょう。



自然災害の多くは予測が難しく、突然襲ってくるものですが、想像力と知恵と学びによって、災害の影響規模を小さくすることはできるはずです。

備えあれば患いなし。

それは個人でも国家でも同じことではありますが、個人としての備えよりも、国家としての備えはより大きく広い想像力が要求されます。

新型コロナウイルスという新しい感染症の流行に対する備えや対応もそうですが、平時には不要や無駄に思えるものが、いざ何かがあった時には切実に必要になるかもしれないと想像し、備えることのできる人たちが国をリードする立場にいなければ、災害が起きたときに影響が長引いてしまいます。

個人としての防災意識を高めると同時に、災害が起きた時に頼りになる政治家を探しておくことも、防災対策の一つとして大事なことかもしれません。



テレビでは十年の節目に合わせて多くの特集番組が放送されています。

当時の映像をたくさん目にしてしまうと精神的に負担になることもありますので、テレビやネットを見すぎないようにお気をつけください。



一人でも多くの人が、心静かに十年目に想いを馳せることができますように。



かしこ

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