自分のための「王様の耳はロバの耳」ノート

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



今日は、国際動物福祉基金が定めた「世界猫の日」だそうです。

8月8日に制定した由来は不明だそうですが、8を横にすると∞で"cats forever"の意味が込められていても、猫飼いの一人として不思議ではありません(笑)

世界中のすべての猫がすこやかでしあわせな猫生をまっとうすることを心から願っています。



先日、デスク周りを片づけていて、数年前に書いたノートが出てきました。

私は、毎日日記をつけるのは何度試しても続けられなかったので、感情が大きく動くようなことがあった時等に、自分の心を整理する一助として、その時思ったことをそのままノートに書くようにしています。

一区切りついて仕舞ったノートはたいていそのまま忘れてしまうのですが、今回のように、片づけたりする時に思いがけず見つけることがあります。



その時の気持ち、思ったことを、脈絡も気にせずそのまま書いていることもあって、数年経った今読み返しても、その時のしんどさがストレートに飛び込んでくるので、読むのが辛くなることもあります。

それでも、その時だけの感情や思考をそのまま書き残しておいたことで、今の自分にとっても大きな助けになる記録となってくれました。

どれだけ大変な出来事でも、感情や思考は時間が経つにつれて流れ去っていき、渦中にいた当時の自分が感じていたこと、思っていたことそのままを思い出すことは難しくなってしまいます。

自分のものであっても、その時のリアルな思考、リアルな感情の記録というのは、とても貴重なものです。

その数年前の経験を経て、数年後の今、自分は何が変わり何が変わらずにいるのか、記録があるおかげでふり返ることもできます。

刻々と変化していく心の状態をつかまえるには、書き記すことが大いに役に立つのです。



渦中にいる自分にとっては、「王様の耳はロバの耳」のように、心の中に留めておくにはしんどい感情や思考を外に出すはけ口となってくれます。

今の自分とその先の自分のために、今の自分の思いと気持ちをそのまま書き出すノートを作ってみてはいかがでしょうか。

すっかり忘れた数年後、自分をふり返る貴重な財産となってくれるかもしれません。



かしこ

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