自分のペース 社会のペース

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



今日から7月ですね。

いよいよ今年も後半がスタートしました。

今年の前半はあっという間でしたでしょうか?それともゆっくりと過ぎたでしょうか?



一日や一週間、一年といった時間の感覚は、一人ひとり異なっています。

すべての人が時間の感覚を時計と同じ速さで感じることができていたら、時計という道具は必要なかったかもしれません。

時計を見ずに30秒を当てるゲームが成立するのは、一人ひとりが異なる時間感覚を持っているからです。



異なる時間感覚を持つ複数の人たちで社会生活を成り立たせるために、人は時計という機械を使って基準となる時間を共有しています。

待ちあわせは私にとっての19時ではなく、友人とも共有できる時計が示す19時でなければなかなか会えないでしょう。

ミーティングが部長にとっての1時間ではなく、みんなが共有する時計が示す1時間で行われなければ、スケジュールを組むのがとても大変になってしまいます。

好むと好まざるとにかかわらず、社会生活を円滑に営むために、私たちは自分のペースとは異なる時計の時間にペースを合わせて日々生活をしているのです。



そのため、社会のペースと自分のペースのずれ幅が大きければ大きいほど、社会のペースに合わせ続けることがしんどく感じられるかもしれません。

もちろん、多くの人は休日等を使って、自分のペースに立ち戻るための動きや活動を取り入れていることでしょう。

趣味に没頭したり、心ゆくまでゴロゴロして過ごしたり、人によってやり方はさまざまあると思います。

しかし、そうした方法だけでは十分でないと感じられる時には、意識して自分のペースに立ち返るための時間が必要かもしれません。



社会のペースに対して自分のペースは速いのか、遅いのか。

自分にとって快適なペースを保った過ごし方はどんな風なのか。

自分の心が生き生きと過ごせるペースを見つけて、そのペースで過ごせる時間を少しずつ増やしていけるといいですね。



かしこ

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