自分の面倒を自分で見る

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



4月も後半、新年度最初の一ヶ月は、どんな日々でしたでしょうか。

来週には、ゴールデンウィークの連休がはじまります。

待ちに待ったお休みかもしれません。

新年度がはじまってから、心身に無理を重ねてきた人ほど、日常と連休の落差を感じて、調子を崩してしまうことがあるかもしれません。

連休がはじまる前に、一度今のご自身の状態を丁寧に把握して、お休み明けに備えてあげてください。



お休みの期間をどんな風に過ごせば、休みが明けた後も、がんばり過ぎずゆるみ過ぎず、日常のリズムに戻れるでしょうか?

新年度がはじまってからの過ごし方で、無理をしていたところはないでしょうか?

身体は、どのくらい負荷を感じ、疲れているでしょうか?

違和感や痛み、調子の悪いところ、睡眠不足や栄養、水分の不足等ないでしょうか?

心は、どのくらい負荷を感じ、疲れているでしょうか?

したいこと、したくないことを思いつくでしょうか?

自分の心に、どんな感情があるでしょうか?

心地よく、落ち着いて、安心した感覚を思い出せるでしょうか?



心も身体も、誰かが気づいて、調子が良くなるように対処してくれるのを待っていても、適切に的確に対処してくれる他者は、きっとこの世のどこにもいません。

適切に的確に対処できる存在がいるとしたら、自分の痛みも、つらさも、しんどさも、直接感じて把握することができる、自分自身だけです。

自分の感じていることを、できる限りの表現を尽くして訴えても、他者には想像することしかできないのです。

そして、他者がどれだけ想像力をふりしぼって、あなたの状態を改善するためにどうしたらいいか、何ができるか考えたとしても、あなたがあなた自身の状態を改善しよう行動することがなければ、あなたの状態がより良くなることはありません。

誰しも、自分の健康、自分の人生に、責任を負うことができるのは、自分だけなのです。



ご自身の状態にしっかりと注意を傾け、心身の小さな変化や違和感をキャッチして、ご自身を大切にしてあげてください。

どうすれば自分の状態を改善できるか分からない時は、身近な人や、専門家に相談してみてください。

自分を良い状態にするための行動は、自分自身を愛することにつながります。



本当は、仕事や学校のある一日も、お休みの一日も、同じ一日であることに変わりはありません。

仕事や学校がある日も、お休みの日も、楽しいことがある日も、かなしいことがあった日も、今日がどんな一日であっても、自由で満ち足りたあなた自身を思い出す瞬間がありますように。



あらあらかしこ

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