こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
新年度の最初の一ヶ月は、皆さまにとってどんなひと月だったでしょうか。
新しい生活に飛び込んだ方、多くの変化にさらされた方、ぐっと忙しくなった方等、4月はどうしても負担が増えたという方が多かったのではないかと思います。
こうした新年度特有の負担増に加えて、今年の4月は急激な寒暖差や気圧の変化、強風といった、天候からくる負荷も大きいひと月となりました。
今週末からはじまる連休で、体勢を立て直そうという方も少なくないかもしれません。
しかし、ただ休んだり、連休を楽しむだけでは、もしかしたら連休明け早々に息切れしてしまうかもしれません。
体勢を立て直さなきゃと感じられるということは、今のままのバランスでは遠からずいずれ崩れそうだと感じられているということでもあります。
ゴールデンウィークがあるため、4月の間は連休までと思ってがんばれたことも、連休が明けるとしばらく祝日のない期間が続きます。
連休明け以降、息長くバランスをとっていくためには、身体的にも心理的にも、新年度のはじまり以降ご自身が背負ってきた負荷を棚卸しして、長く背負い続けられるように整理することが必要かもしれません。
ご自身がどれだけ疲れているのか、ダメージを負っているのか、負荷をしんどく感じているのか。
最近感じている身体の不調は何で、それを解消したりケアするためにはどうしたらいいのか。
自分の感情がネガティブに振れる出来事やタイミングにはどんなものがあって、それを解消したりケアするためにはどうしたらいいのか。
負荷を感じることを「減らす」、負荷を感じることから「離れる」、「ほどほど」を目指す等、限界ラインまで十分に余裕をもって「自分に持てる範囲」を考えてみましょう。
これまでずっとたくさんのものを背負うことに慣れてしまっていると、なんだか怠けているような、悪いような気がしてしまうかもしれません。
「減らす」も「離れる」も「ほどほど」も、やりたくても難しく感じられることもあると思います。
そんな時は、一日にほんの小さなことでも、一つや二つでも、自分に優しい、自分にとって心地良い選択を増やすように心がけてみるだけでも、負荷を減らしバランスを保つ方に貢献することができます。
限界ラインぎりぎりまでいろんなことを背負ってしまうと、少し負荷が増えただけでバランスを崩しかけてしまいます。
ご自身にとってほどよいバランスを見つけて、連休明けに備えたいですね。
かしこ
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