こんにちは。 こころの健康支援室 そらいろのmirineです。 11月も半ばが過ぎ、あたたかい日が続いていた東京も少しずつ寒さが増してきました。 新型コロナウイルスも、各地でまた増加傾向にあるようです。 どうぞあたたかくして、お身体お気をつけてお過ごしください。 12月も目前にせまり、徐々に忙しくなってきている方もいらっしゃるかもしれません。 特に年の瀬にかかわることではなくても、息もつかせぬようにさまざまなことが重なるタイミングも人生にはままあるものです。 次々と降りかかるタスクを夢中でさばいている間は、頭も身体もフル回転で、まるでランナーズ・ハイのような気分になることもあるかもしれません。 「息もつかせぬ」状態が一時的なものであれば、自分の能力の最大を発揮できるいい機会とも言えますが、そうした状況が常態化してしまうと、どうしてもどこかで無理が祟る状況に陥ってしまいます。 短距離であればトップスピードで走り抜けることができても、同じスピードのまま長距離を走り続けることはできないのと同じことです。 残念ながら、最良のパフォーマンスは、いつどんな状況でも持続して発揮できるものではないのです。 人生は長丁場です。 一時的と分かっていてフルパワーを発揮するのは、それが必要な時ももちろんあるでしょう。 しかし、長い距離を無理なく走り切るためには、自分の能力とペースを把握して、息ができるスピード感をいかに保てるかが重要になってきます。 自分にとってのひと息つけるペース、ひと息つけるペース配分を知ることが肝要です。 お忙しい時には、実際に折々に深呼吸を取り入れてみるのもいいかもしれません。 深くゆっくりした呼吸は、心理的なスピード感を緩めてくれます。 気が急いていると、思わぬミスも増えるものです。 気忙しい時こそ、立ち止まってご自身の余力とペース配分を省みる時間をとってあげてください。 かしこ
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