変化の大きい冬から春は、無理なくゆったり深呼吸で

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



明日は関東でも雪の予報ですね。

あたたかい日と、雨や雪の日が増えてくると、季節が春へと変わろうとしているんだなと感じます。

冬が好きな私はちょっとさみしいですが(笑)

花粉も本格的な飛散はこれから。

体調管理の難しい時季になりますので、皆さまどうぞご自愛ください。



天気、気候、花粉、年度の変わり目等々、春は外的なストレス源に事欠かない季節です。

身体的にも心理的にも、外的環境からたくさんの刺激が降りかかります。

変わりやすい天気、大きくなりがちな気温差、日照時間の変化、花が咲き、動物たちが動き始めるのに合わせて、視覚・聴覚・嗅覚等、意識するしないにかかわらず五感から受ける刺激は冬の間と大きく変わってきます。

花の香り、少し湿気を含んだ土の香り、そこかしこで生き物が活動している物音がしたり、年度の変わり目にはさまざまな理由で人の動きも多くなります。

直接的に感知できる変化、否応なしに降りかかる変化、自分で選び取った変化、無意識に受け取っている変化等、あらゆる変化に意識的・無意識的に反応し、対応するために、春は気持ちが上向きでもそうでなくても負担を重ねやすいタイミングと言えるでしょう。



ちょんちょんちょんちょんと、五感や心を自分でも気づかないうちにさまざまな方向からつつかれているようなかんじでしょうか。

そういう時は、心身の調子をニュートラルに保つことが難しくなるものです。

知らずしらずちょんちょんされる刺激に、ニュートラル、もしくはややポジティブ/ややネガティブくらいの状態に留まることが難しくなるのです。



ネガティブならまだしもポジティブならいいんじゃないかと思われるかもしれませんが、何事も過ぎたるは及ばざるがごとし。
気分が浮つき過ぎると、思わぬミスをしたり、安請け合いを頻発させたり、お財布事情がどんぶり勘定になったり等、余計な負担を増やしてしまうこともあるものです。

急に活動量が増えることで、体調を崩してしまうこともあります。

冬から春へと変わる動き出しの時期こそ、できるかぎりご自身の心身の状態を丁寧に把握して、ご自身のペースを大切にして過ごせるように、意識してあげてください。



身体に不調を感じるところはないか、睡眠は足りているか、疲れすぎてはいないか、心の動きはどんなかんじか。

一日のうちのどこかでご自身の状態をチェックする習慣ができれば一番ですが、そうした時間も取れない、つい忘れてしまうという時は、気づいたタイミングで大きく息を吸ってゆっくりと吐く、深呼吸をしてみましょう。

ペースが上がっている時は、呼吸も浅くなりがちです。

息を深く、ゆっくりとすることで、いったん立ち止まり、ペースを緩めるきっかけを作ることができます。

また、思い出した時に深呼吸をすることで、より多くの酸素が身体に供給されるために、脳を含めた身体の負荷も軽減させることができます。



刺激が多く活動的になる春こそ、ご自身に無理のないペースを意識して動くことが大切です。

無理なくゆったり、気づいたら深呼吸を心がけて、すてきな春をお過ごしください。



かしこ

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