半期に一度、心の棚卸し

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



6月も残り3日と半日となりました。

6月最後の日は、夏越の祓の日です。

「祓(はらえ)」とは、罪や穢れ、災厄などの不浄を心身から取り除くための神道の神事を指します。

半年に一度、6月末の夏越、12月末の年越は大祓と呼ばれ、各地の神社で大々的に執り行われます。

現代風に言えば、半年に一度、本格的な夏や冬を迎える前に、心身の大掃除を図る行事と言えるかもしれません。



一年の半分の期間というのは、今も昔も、一度立ち止まってふり返るのにちょうどいいタイミングなのかもしれません。

季節の移ろい、時間の経過とともに、自分の内側の世界でも外側の世界でも、さまざまな変化が生じます。

環境の変化、他者の変化、自分自身の変化、望んだものも望んだわけではなかった変化も、波紋を広げながら影響を与え、また受けながら、半年という時間を重ねてきたのです。

現実への適応に注力している時には、自分の心、内側の世界の整理が後回しになることも少なくありません。

半年のタイミングで、一度ご自身の心身の状態を確認し、違和感を覚えるところはないか、心にわだかまりやクリアでないところはないか、チェックしてみてはいかがでしょうか。



散らかった部屋やデスクでは思うように作業できないのと同じように、心の中が散らかっていると、物事を偏りなく考えたり受け止めることが難しくなります。

頭がいろんな思考でうるさかったり、怒りや不安等で心がざわざわしている時よりも、静かに穏やかで落ち着いた心地でいる時の方が、物事をクリアに考え、偏りなく受け止めることができます。



ご自身の心身の状態を整えて、今年の後半のスタートに備えたいですね。



かしこ

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