コロナ禍の一年を過ごしただけですごいこと

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



各地で新型コロナウイルスの新規感染者が高止まりする中、インフルエンザの感染者数は昨年比の600分の1だそうです。

インフルエンザの感染がこれほど抑えられている一方で、インフルエンザを600分の1に抑えるほどの対策をしても減らない新型コロナウイルスの感染者数に、あらためて気をつけねばと思いました。

皆さまも、どうぞ体調にお気をつけてお過ごしください。



新型コロナウイルスの流行第3波の最中にあって、自身を守り、身近な大切な人たちを守り、崩壊の瀬戸際にある医療を守り、そしてその先に生活を守るためにも、個々人の対策と努力は欠かすことができません。

一方で、今年のはじめからがらりと変わった生活に戸惑い、困惑し、大変な想いをかかえたまま過ごしている方も少なくないことと思います。

身体の健康を気にかけるのはもちろんですが、今年一年間を過ごした自分をよく労り、ぜひご自身の心の健康にも目を向けてあげてください。



辛く感じたこと、しんどく感じたこと、大変だったこと。

たとえそれらを解決したり解消したりできなかったとしても、大変さをかかえたまま堪えてきたのは本当にすごいことです。

コロナ禍の一年を過ごした、それだけで十二分にご自身を褒めてあげてください。



もし可能であれば、会うことはできなくても、オンライン通話等でご家族やご友人と愚痴や辛さを共有できるといいですね。

ネガティブな思考や感情は、自分だけでかかえているとぐるぐると心の中をめぐり続け、どんどんふくらんでしまうことがあります。

誰かに話を聞いてもらうことで、あらためて自分の感情や思っていたことを整理できたり、共感してもらうことで自分だけでかかえていたしんどさが少し軽くなったりします。

人に話したり書き出す等のアウトプットをすることは心のガス抜きになります。



身近に話しやすい相手がいない方は、公共や民間の相談サービスを利用するのも手です。

もちろん、家族や友人とも話しているけれど、専門家に話を聞いてもらいたいという方もぜひ一度利用してみてください。

新型コロナウイルスに関連したこころのケアについての厚労省のホームページをご紹介いたします。
当支援室でも、各種オンライン通話・オンライン会議ツールを用いたご相談を受付けております。

お気軽にお問い合わせください。
今年も残り少なくなってきました。

新型コロナウイルスはまだしばらく気を抜けませんが、今年はいつもより丁寧にご自身を慰労してあげてください。



かしこ

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