注力する先を設定する

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



6月も後半に入り、今週末には夏至を迎えます。

夏至は、一年で一番昼が長く、この日を境に少しずつ日が短くなっていきます。

一年の後半のサイクルのはじまりです。



昼と夜の長さが反転する夏至と冬至は、世界各地で重要な節目として、さまざまな風習やお祭りが伝わっています。

夏至や冬至を意識することはあまりなくても、少しずつ変化する日の出や日の入りの時間、日中の長さに、それに伴って変化する季節や天候に、地球に生きる誰もが影響を受けています。

少しずつ昼の時間が長くなり、あたたかさの増す冬至から夏至までと、少しずつ日が短くなり、気温が下がっていく夏至から冬至まで。

ふり返ってみると、日が長くなってきたなぁと思う時と、日が短くなってきたなぁと思う時では、心身の姿勢はどこか違っているのではないでしょうか。



あと二日で、今年も夏至を迎え、そこから少しずつ昼の時間が短くなっていきます。

梅雨が明ければ、夏の本番です。

今年の前半はどんな半年だったでしょうか。

そして、最も暑い時期から始まる一年の後半、どんな日々を重ねていきたいでしょうか。



節目というのは、自分のなりたい姿、ありたい姿、目指す先を、あらためて明確にするのにちょうどいいタイミングです。

どんな体験をしたいか、どんな時間を過ごしたいか、できる/できないはひとまず置いて、素直に、正直に、自分のために望むもの。

望みも、大切に思うものも、自分も、周りも、時の流れとともに変化していきます。

だからこそ、節目節目に、その時自分が何を望んでいるのか、何を大事に思っているのか、一番優先したいものは何なのか、どんな体験や時間を重ねたいのか、注力するものを明確にすることが大切なのです。



人の時間もエネルギーも有限で、身体は一つしかなく、可能性は無限だったとしても、一度に選べるものは限られている。

一年の半分を過ぎるこの夏至のタイミングに、今ご自身が一番注力したいもの、望むものをしっかりつかんで、今年の後半もよい日々を重ねていけますように。



あらあらかしこ

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