調子の波に合わせた過ごし方で

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



今日から9月。

すでに新学期がはじまっている学生さんもいらっしゃるかと思います。

新学期のはじまりは、心身ともにセンシティブになりやすいタイミングです。

無理のないように、ご自身のペースでスタートしていけるといいですね。



仕事も学業も、毎日同じようなルーティンをこなすことが求められますが、個々人それぞれに日々心身のコンディションは変化していきます。

調子よく何でも楽しみながらこなせる日もあれば、簡単なタスクに取りかかるにも気持ちを奮い立たせなければいけない時もあるかもしれません。

気持ちはあるのに身体がついていかない時や、身体は元気いっぱいなのに気持ちがついていかない時もあるでしょう。

朝は大丈夫だったけど午後は調子があがらなかったり、午前中どうにもダメだったのに夕方やる気が出てくることもあるかもしれません。

心も身体も、調子はいつも一定ではなくて、時々刻々と移り変わるのは、誰しも経験的によく知っていることと思います。



調子は一定ではないのに、調子のいい時もそうでない時も、日々のルーティンは同じようにやってくるものです。

時にルーティンにない突発的なトラブルまで加わることもあります。

調子のいい時は大丈夫でも、調子のよくないタイミングにはたとえ「いつもと同じこと」であっても負担に感じられるものです。



調子のいい時にはいい時の、いまいちの時にはいまいちなりの過ごし方というのがあってもいいのではないでしょうか。

ご自身の心身の調子の微細な変化に耳を傾けて、どうしても調子のあがらない時には、「いつも通り」よりもコンディションを整えるための過ごし方を優先してみましょう。



心身の微細な調子の変化は、外側にいる他者が正確に把握することはとても難しいものです。

季節の変わり目でもあるこの時期、ご自身の調子にしっかりと耳を傾けながら、その時々の状態に適切な過ごし方で、ご自身を大切にお過ごしください。



かしこ

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