力を入れて、ゆるめる

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



初夏の暑さから真冬の寒さまで、今年の春は、体調管理の難しい気温差が続いています。

新年度がはじまり、まだ気を張ることの多い時期かもしれません。

無理を重ねてしまうと、気が緩んだ時に、急に体調を崩してしまうこともあります。

いつもより丁寧に、ご自身の状態を気にかけて過ごしてあげてください。



それぞれに、いつもしているストレス解消法や、自分の気分を上げる方法、本当に疲れた時のとっておき等、これまでの経験から培ってきた、自分をケアする方法があるかと思います。

とはいえ、新年度に入り、「普段」がこれまでとガラッと変わってしまった、という方は特に、いつもの方法を取り入れるタイミングがそもそも難しい、気を張りすぎていて自分が無理をしているかどうかも分からない、という方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、心と身体の連関を利用して、心身の緊張をゆるめてあげてください。



思いっきり息を吸って、できる限り(でも攣らない程度に)身体にぎゅーっと力を入れ、力を入れたまま数秒息を止めます。

止めた息を吐き出すと同時に、入れていた力を一気にゆるめて、筋肉の緊張をゆるめます。

吐く息と一緒に、疲れや緊張、ストレスを吐き出すようなイメージで、脱力しながら空気を吐ききりましょう。

その後、数回深呼吸をくり返します。



新しい環境で気を張っている時、心の動きに合わせて身体も緊張し、こわばっています。

じわじわと蓄積したこわばりを、意図的に筋肉を強く収縮させてから弛緩させることで、ゆるめてあげることができます。

そこに、呼吸を合わせることで、筋肉の収縮と弛緩をやりやすくし、深呼吸をすることで、浅い呼吸で足りなくなっていた酸素を供給することにもつながります。

そして、身体がゆるみ脱力することで、張りつめていた心もゆるみやすくなります。



心も身体も、緊張でこわばっている時は、負荷がかかっているということです。

この状態のまま過ごし続けているうちに、無理が重なり、心身の不調につながってしまいます。

心身ともに負荷の多い4月、いつもより注意してご自身の状態を気にかけて、できる範囲でケアしてあげてください。



あらあらかしこ

コメント

タイトルとURLをコピーしました