アウトプットで余裕を作ろう

こんにちは。

こころの健康支援室 そらいろのmirineです。



早くも桜の開花の報が聞かれるようになりました。

3月も後半に入り、新生活に向けて準備を進めている方も多いかもしれません。

何かと変化の多い年度末。

春めいてきた陽気とあいまって、どこかそわそわとした心地になっている方も少なくないのではないでしょうか。



普段と異なるやらなければならないことがたくさん発生している時ほど、思いついた端からToDoリストにリストアップして、終わったことをチェックすることが、簡単でよくある方法ですが、思った以上に役に立ってくれます。

頭の中であれもこれもと覚えているからと、ついアウトプットする手間を惜しんでしまうかもしれません。

しかし、頭の中で一度に保持できる情報量にはどうしても限界があります。

そして、保持している間はその情報をキープするために頭の容量を使ってしまっています。

あれもこれもと頭の中でリストアップしていると、それだけで気忙しい気持ちにもなっていきます。

目に見える形で、やらなければならないことをToDoリストとしてアウトプットすることで、思考にも心にも余裕を作ることができるのです。



余裕ができると、それまで気づかずにいた大事なことを思い出したり、限られた時間でも取りこぼすことなく、やらなければならないことをしっかりと済ませることもできるでしょう。

一つ一つ頭の外に出して、やらなければならないことを客観的に目にすることで、何からどう手をつけるのが効率的なのか、今できること、今はまだできないこと等を整理することもできます。

今はスマホ等で簡単にToDoリストを作りリマインダーを設定することもできるので、今できないことも忘れないように事前に知らせるようにセットすることもできるでしょう。

SiriやAlexa等のAIを利用すると、口頭でもそうしたリストやリマインダーをセットすることができます。



たくさんのタスクが積み上がっている時ほど、忙しく余裕のない状態からほんの少しでも余裕を取り戻すだけで、対応可能な範囲がまったく違ってきます。

少し手間に感じられるかもしれませんが、頭の中を占拠しているあれこれを一度アウトプットして外に出してみてください。

思考にも心にも余裕をもって、大事なものを取りこぼすことなく、よい新年度、よい新生活をお迎えください。



かしこ

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