こんにちは。
こころの健康支援室 そらいろのmirineです。
今日で3月も終わり、明日からは4月。
新年度のはじまりですね。
これまでとは違う、まったく新しい生活がはじまるという方もいらっしゃるかと思います。
すでに新生活がはじまっているという方もいらっしゃるかもしれないですね。
これまでとガラッと生活が変わると、ペースをつかむまでしばらくは心身ともに負担を感じることが増えるものです。
特に、新しいことや変化が苦手という方には、4月が来るというだけでストレスを感じていらっしゃるかもしれません。
特別繊細な方でなくても、環境の変化や新しい状況というのは、自分で思うよりもずっと心身に負荷がかかっていることがあります。
「まだ大丈夫」という考えが浮かんだ時には、その時点ですでにしっかりと心身を休ませた方がいいタイミングです。
新しいこと、慣れないことの多い年度はじめのタイミングには、早め早めを意識して、心身を休ませるように心がけてあげてください。
感覚器官は、何もしていない時でも周りの情報を受け取り、脳はその情報を処理しています。
元気な時には何でもない刺激も、心身が疲弊している時には余計な負荷になってしまうことがあります。
普段過ごす場所を物や色を少なくしてシンプルに整えたり、テレビや動画、音楽等、五感を刺激するものに触れる時間をなるべく減らしてあげると、脳や心にかかる負担を減らすことができます。
何もせず、ただぼーっと過ごす時間を取り入れたり、逆に夢心に何かに没頭する時間を作って、新生活の慣れないペースから自分自身のペースに立ち返る時間を作ってあげてください。
最初のタイミングに無理をしたことで作り上げたペースは、遅かれ早かれ続けることができなくなります。
最初に自分のペースをベースにした生活リズム、仕事や学業への取り組み方を構築すると、これから先も自分に無理を強いることなく続けていくことができます。
ご自身のペースと折り合う新生活を組み立てて、よい新年度のスタートを切ることができますように。
かしこ
コメント