こんにちは。 こころの健康支援室 そらいろのmirineです。 今月から、春の心のメンテナンス応援キャンペーンを開催しております。 30分のオンラインワークショップを無料でご体験いただけますので、この機会にぜひお試しください!
今回は、上記キャンペーンコースの一つをご紹介したいと思います。 春の心のメンテナンス応援キャンペーンでは、二種類のコースをご用意しております。 一つは、五感を用いた心のメンテナンス方法を練習する「モダリティ&イメージ」コース。 もう一つは、今の自分が価値を置くものとその優先順位を詳細に確認する「バリュー&クライテリア」コースです。 今回は、「モダリティ&イメージ」コースについてご紹介いたします。 「モダリティ&イメージ」コースでは、心の状態を五感の感覚で表現し、イメージを用いて変える方法を練習します。 「モダリティ」とは、心理学用語で感覚様相(感覚モダリティ)と呼ばれる、感覚器を通して知覚される感覚とその体験のことを指します。 感覚器とは、目、耳、鼻、舌、皮膚等、外界からの情報を受け取り、脳に伝える器官のことで、知覚された情報は、光や色、音、匂い、味、温度、湿度、圧力、痛み、平衡感覚等の感覚として体験されます。 人のあらゆる体験は、生まれながらに備わった感覚器からの感覚情報から構成されているのです。 生まれてから積み重ねてきた体験を通じて、それぞれの感情にも特有の感覚情報が結びついています。 「モダリティ&イメージ」コースでは、カウンセラーのサポートのもと、今の心の状態を五感を使って表現し、変えるやり方を体験していただきます。 色、形、大きさ、感触、温度や圧迫感といった、感覚情報を用いて心の状態を表現してみるのです。 その後、表現する際に出てきた感覚情報を、イメージの中で変えてみます。 色を好きな色に変えてみたり、大きさを変えてみたり、好きな香りを足してみたり、重さを変えてみたり、等々、イメージの中で感覚情報を変えてみることで、ご自身の心の状態がどんな風に変わるかをご体験いただきます。 心の状態を表現するのに、「緊張している」「うれしい」「楽しい」「心配している」等の言葉で表現することはあっても、感覚を使って表現することはあまりないのではないでしょうか。 そのため、人によっては五感の感覚情報で表現することが難しく感じられたり、イメージの中で五感の感覚を変えることを難しく感じられる方もいらっしゃいます。 しかし、心の状態を「緊張している」から「落ち着いている」に変えたい時、「落ち着いている、落ち着いている」と言い聞かせても、緊張した状態からなかなか抜け出せないものです。 緊張の状態を構成しているさまざまな感覚をイメージの中で変えられるようになると、落ち着いていると自分自身に言い聞かせるより効果的に、自分自身を落ち着いた状態に向かわせることができるようになります。 今回のキャンペーンは30分の体験メニューになりますが、カウンセラーのサポートのもと、心の状態を五感を使って表現し、イメージの中で五感の感覚を変化させるやり方を練習することで、ご自身のの心の状態をコントロールする新しい方法を試す機会となればさいわいです。 ぜひご自身の心のメンテナンスの一助として、本キャンペーンをご活用ください。 かしこ
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